2020年4月27日月曜日
自宅受講のススメ(ルーティン編)
マナビス生のみなさん、こんにちは!
自宅で過ごす日々が続き、なかなか勉強に集中できない人も増えてきているのではないでしょうか?
そんな方々に役立てるような情報を今回はお届けします!
というわけで、今日は「ルーティンの確立」についてお伝えします。
「ルーティン」とは、決まったタイミングで行う同じ動作のことを言います。
スポーツ選手が行っているイメージが強いと思います。例えば、有名所を挙げると、
・フィギュアスケート:羽生結弦選手の演技前の十字を切るポーズ
・ラグビー:五郎丸選手のキック前に行う指を揃えるポーズ
・体操:内村航平選手の跳馬前に右手を伸ばし、左手でトントンとする動作
など様々です。元メジャーリーガーのイチロー選手は1日の生活全体をルーティン化しているそうです!長くなってしまうのでここでは割愛させていただきますが。
ルーティンはよく儀式的なものだと思われていますが、自身の集中力を高めるのに効果的だと言われています。実際に心理学においても、パフォーマンスの強化・向上につながることが明らかになっています。現にイチロー選手のルーティン化は「すべては野球で最高の結果を出すため」に行っていると言われています。
有名なスポーツ選手を例に挙げましたが、このようなルーティンは勉強にも取り入れることができます。
例を挙げると、
・勉強開始前にコーヒーを1杯飲んでから始める
・自分のやる気が起きるような曲を1曲聴いてから始める
・軽い運動を行ってから始める
などなど、自身が勉強モードに入るきっかけにできそうなことを探してみてください。これと決まっていることはないので、自分に合ったものであれば大丈夫です!
場合によっては日々の勉強だけでなく受験本番にも生かせるかもしれません。
ルーティンは勉強前の動作だけでなく、その環境や目標など、学習習慣にも役立てることができます。
環境において例を挙げると、勉強に関係ないものを机の周りから取り除くことです。人は楽な方を選ぶという心理があるので、それを利用してつい手が伸びて勉強の妨げになってしまうものは遠ざけて、勉強に使うものを手元におき、勉強に取り掛かれる状態を作りましょう。自身の周りに物が少ないほど、1つのことに対する集中力は向上すると言われています。
目標に関して例を挙げると、まず、ページ数や問題数などの「ゴール地点」と、何時までまたは何時間勉強するかといった「時間」というそれぞれ2つの目標を決めましょう!そうすることで、その日の明確な目標を捉えることができます。仮にゴール地点まで解ききれなかったとしても、決めた時間までやりきったという達成感を得ることができます。その際、ノートに日付と時間、どこまで進んだかを記録しましょう!それにより、次の目標設定に生かすことができます!
いかがだったでしょうか?
今回は「ルーティンの確立」をテーマにしてお伝えさせていただきました!
勉強モードに入るのに時間がかかったり、日々の勉強の集中力にばらつきがあったりする人もいるかと思いますが、「ルーティン」はさまざまな場面で活用することができると思いますので、是非、参考にしていただければ幸いです!
河合塾マナビス アドバイザー