マナビス生のみなさん、こんにちは!
今回は20日に告知していた数学の計算のコツについてお伝えしようと思います。
☆計算のコツについて☆
20日のブログでミスを少なくすることに関してはお伝えしましたが、その部分にも触れながら、コツをお伝えします。
まずは↓の平方完成の式変形を見てください。
すごく丁寧に変形していて、このやり方だとほぼミスはしないと思います。
ただ、このやり方に慣れている人は、時間に追われて計算をしないといけない場合に対応できるでしょうか?
このやり方の欠点は『書く量が多い』ということです。
共通テストや模擬・定期試験など限られた時間やスペースで解答しないといけない場合、慌てているがために書き間違う可能性が高くなります。また、時間も余分に取られます。
まず結論から言うと、計算のスピードと正確性を上げるにはある程度の暗算能力が必要です。
と言っても、そろばん1級レベルとかそんなのではありません。
分数の暗算がややこしかったら余白にメモをしたり、一つずつ要素(↓の例だと符号・分母・分子のことです)に分けて考えれば、そこまで難しいことではありません。
もしかすると↑の様なやり方のだと初めはより時間が掛かったり、ミスも多くなってしまうかもしれません。ただ結論の通り、ある程度は暗算できるようにならないとスピードも正確性も上がりません。
一方で、上記とは矛盾することになるかもしれませんが、マナビスの授業では時間の制約の問題もあり、数学や理科の講座では一部の式変形の途中式や計算を省略している部分があります。この部分は、自分で要らなくなった紙などを利用して、必ず手を動かして変形や計算を行ってください。(特に授業中に『この式はどうやって出しているの?』など『?』と少しでも思った部分は必ずです!)
こうした普段からの『コツコツ』が、計算ミスを少なくし、能力・スピード・正確性を養うための第一歩となります。
前回の記事でもお伝えしましたが、字・図・グラフは大きく・正確に書くことを心掛け、そこにプラスして暗算も今日からは少しずつ取り入れてみてください!
河合塾マナビス アドバイザー