2020年4月26日日曜日

自宅受講のススメ(物理編)


今回は物理についてお伝えします。

 

物理は『現象を数字(数式)で表す科目』と言っても過言ではありません。

その為には数学は不可欠です。問題を解くには数学の知識「三角比(sinθ、cosθ、tanθ)、三角関数、ベクトル」が必要となります。物理を勉強する人はこれらの範囲は特に力を入れて、数学の授業を受けるようにしましょう。数学としても重要な単元ですので、一石二鳥ですね。

 

『何となくわかった気がする』が、実際に問題を解こうとすると手が動かない。こんな経験ありませんか?

その原因は「わかった気」になっているからです。もう少し詳しく言うと、ある現象についての曖昧な部分がある状態といえます。

具体的に力学でいうと、「静止している物体に働く力」を全て図示できますか?

何故その力は発生し、どこの力とつり合っているか説明できますか?

これらが一つでも欠けると答えには絶対にたどり着きません。

 

 


↑は見たことあると思います。

教科書に記載されていますし、テキストの基本例題にもありますよね。説明を聞いたら分かったとなるでしょう。でも、実際に手を動かして書いてみて「この力とこの力がつり合っているから静止しているんだ!」と本当の意味で理解できるまで取り組むことが必要です。

それを続けていくと、物理って簡単だね!って成れるはずです。

 

実際に授業の予習では、問題で示されている現象や問題文から読み取れる状況を丁寧に大きな図で描き表わしてみてください。これだけで物理の授業を受けた時の理解度は格段に伸びますよ。初めて見る問題でも自分なりに問題で何を問われているかを意識してから授業を受ければ、きっと物理に興味が沸いてきて好きな科目になるはずです。

 

河合塾マナビス アドバイザー