2020年9月26日土曜日

高2生の秋は大きな分岐点


こんにちは!校舎長の西村です。なんか季節ごとに毎回言ってそうなタイトルですね(笑)もちろん高2生の夏は夏で大事な時期ではありましたが、河合塾マナビスでは2生の秋からは「受験生」として指導を行っていきますので高校3年間で最も大きな転換期と言えます。


2生の秋から受験生と聞いてみなさんはどのような印象をお持ちになりましたか?私が現役生の時に同じことを聞いていたとすれば「まだ早くないか?」と思った事でしょう。しかし、この「一見すると早い」という時期が受験生として勉強を始めるには最適な時期なんです。


受験はよくマラソンに例えられます。明確なゴールが存在する、周りの人に勝つためには止まることなく走り続ける必要がある、それには辛く苦しい思いをしなければならない時がある。こんなイメージからでしょうか。ただ、一般的なマラソンと受験では大きく異なる点があります。それは「フライングがルール違反ではない」ことです

結構見落としがちなポイントですよね。本当はそんなこととっくに知っているけど、気付かないフリをしているかつての私のような人もいるのではないでしょうか。しかし2生の12月にもなると、受験に向けて動き出す生徒が一斉に増え始めます3月にもなると、動き出していない生徒のほうが少ないぐらいになります。つまり「フライングする権利」が存在するのは高2生の秋までで、冬以降は後ろから遅れて付いて行くような受験生のスタートになるのです。「一見すると早い」高2生の秋が受験生のスタートに最適であるのはそういった理由からです。


もう1つ、受験とマラソンが似ていると思う点があります。それは「いきなり全速力で走ることなんてできない」ということです。今まで運動を全くしていなかった人が急に走ると脇腹が痛くなって走ること自体嫌になりますよね。受験勉強も同じです。最初はほどほどに、慣れてきたらペースを上げていきましょう。ジョギングだろうが歩いてようがスタートしてない人よりは前に行けるから大丈夫です。


とはいえ、「そもそも何から始めていいのか分からない」「受験より先に学校の勉強をなんとかしたい」といったお悩みをお持ちの方も多いと思います。現在、河合塾マナビス河内長野校では「理系教科体験会」を実施しています。理系教科に関するお悩みはもちろん、文系教科、進路についてのお悩み相談も受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。